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【危険】サウナ「めまい」と「ととのう」の違い 

こんにちは!!

最近、週に2回程サウナに通っているめしです!

皆さんは、サウナから出た後に

「頭がくらくらする、地球がグルグルと回っている」といった状態を味わったたことがありますか?

この状態はただのめまいなのか、ととのう感覚なのか気になりますよね。

確かに、ととのう感覚とめまいの感覚は似ていて表裏一体くらいの関係ですが、いろいろと調べてみると違いがありました。

今回はそのサウナに入った時に感じるめまいととのう感覚の違いについてみていきたいと思います。

整う(ととのう)とは

まずは、「ととのう」ことについて説明していきます。

ととのう」というのは、温かいサウナと、冷たい水風呂を交互に入り、小休憩(外気浴)を挟むことで、脳内はアドレナリンが出て活性化しているのに、体は副交感神経が高まりリラックスしているという、稀有な状態のことです。

 

これを科学的に説明しているのが、以下の文になります。(読みたくない方は飛ばしてお読みください)

まず、サウナに入ると、最初は”暖かくて気持ちがいい”と感じて、副交感神経が優位になります。
(副交感神経=リラックス/休息状態)

しかし、サウナの熱さは人間の体にとって負荷であるから、自律神経がそれに適応しようとして交感神経が活発化し、血中のアドレナリン濃度も上がっていきます。
(交感神経=緊張/興奮状態、アドレナリン=興奮物質)

交感神経が活発な状態で水風呂に入ると、最初は冷たいのでここでも交感神経が活発になります。
でも上がって外気浴をしていると、ほっとして今度は副交感神経が優位になります。
自律神経は反応が早いため、交感神経から副交感神経へは一瞬で切り替わりますが、
血中のアドレナリンは体内を巡っていて、肝臓で代謝されてだんだん効かなくなってくるので、半減するのに2分くらいかかります。
この副交感神経とアドレナリンの共存が「ととのう」という快感を感じさせます。

(医学的に徹底解明、「ととのってみたい」と願うあなたに贈る!サウナでととのうはうそ、ほんと?」より引用→https://morning.kodansha.co.jp/c/mangasadou/totonoukiji.html

引用;医師が進めるサウナの教科書

 

つまり、水風呂から上がった直後というのは、副交感神経によるリラックスと興奮が共存している状態なのですリラックスと興奮が同時に共存するのは、日常ではまず起こりえない異常な状態です。

 

これがいわゆるととのうの正体だといわれています

 

血中のアドレナリンと副交感神経が最大限に活発なこの2分間が最大の「ととのい」とされています。

 

めまいとは

次に、「めまい」とはそもそも何なのかについてみていきます。

 

サウナで起こる、「めまい」とは、

急激な寒暖差により脳に負担がかかることで

「頭がぐるぐる回る感覚や天井と地面がくっついてとけるような感覚」に陥ることです。

この現象を「ヒートショック」と言います。

以下、医師の話によると

サウナと水風呂の繰り返しを行う入り方は、血管の収縮と拡張を強制的に引き起こしているので、急激な寒暖差によって血圧が乱れめまいを引き起こす可能性があります。
そして、めまいを誘発するだけでなく、各臓器を酸欠状態にして機能不全を起こしてします。
また、脈拍が急激に変動して心臓が苦しくなったり、意識がもうろうとしたりします。

(医師が教える最強の温泉習慣、著者、石井英一先生の発言より)

上記の発言を聞いて

 

ヒートショックって怖いな.
そもそも、めまいを防ぐためには,
どうすればいいの?

 

と思われる方が多いので、次にめまいを予防するための対策を見ていきます。

「めまい」を防ぐには

めまいを防ぐには次の3点が挙げられます。

1.水分補給をしっかりと行う

サウナでの発汗量は1回あたり300mlから400mlとされています。

その為、何も水分を取らずにサウナに入っていると、脱水症状になる可能性が極めて高くなります。

また体に水分を溜めておくことで、気持ちよく汗をかきやすくなります。

水分はポカリやアクエリアスがおススメですが、その中でも糖質控えめ、低カロリーのイオンウォーターが個人的にはおススメです。

というもの普通のポカリは糖質やカロリーが一定量ある為、飲みすぎることで糖尿病になる可能性があります。

また、アマゾンプライム会員の方は配送も無料の為、運ぶのに手間がかかるものはアマゾンでの購入がおススメです。

2.サウナの時間を短くする

サウナで無理をして、長く入ってしまうほど、血管が拡張し、脳への負担が大きくなります。

その行為が結果としてめまいや、ヒートショックを引き起こします。

90度~100度のサウナでは、10分以上は入らないのが良いかと思います。

3.水風呂に入る時、体を慣らしてから入る

おじさんなどが勢いよく水風呂に入っている姿をよく見かけることがありますが、実はかなり危険な行為です。

サウナで温まった体を急激に冷やすと、膨張していた血管が急激に縮小し、血圧が乱れ、めまい、ヒートショックを起こしてしまう可能性が高まります。水風呂に入る時は、心臓から遠い部位から水をかけ慣らしてから入ることを進めします。

どんな状況でも水風呂に飛び込むようなことは止めてください。

 

 

まとめ

今回は「ととのう」と「めまい」についてみてきましたが、

「頭がくらくらしたり、地球が回っている」と感じるのはめまいの感覚であって「ととのう」状態とは異なる。

サウナと水風呂の往復によってととのいだけでなくめまいを誘発してしまう可能性が高いということ。

そうならないためには、上記の3点を気を付けること、が挙げられる。

「ととのう」というのは無理に自分を追い込まなくても誰もが体験できる感覚です。

なので、自分なりのペースでサウナを楽しむのが一番です!

最後まで、読んでくださりありがとうございました。
ほかにもサウナの記事を載せていますので、見ていってください。

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